【植物療法士資格取得の学び 2:イチョウの葉に隠された生命の知恵】

先日、植物療法メディカルコースの二日目の授業を受講しました🌿

このコースは、植物療法士資格取得を目指す中で、
フィトテラピー(植物療法)の深い知識と理解を学ぶ最終コースです。

 植物が生き残るための知恵

授業の中で特に心に残ったのは、植物が持つ「生き残るための知恵」。
たとえば、イチョウの葉が黄色く色づき、やがて落葉する理由。

それは、土壌に養分を与え、翌年の種が成長しやすい環境を整えるため。

黄色くなったイチョウの葉は来年の種のために土壌に養分を与えるようになっています。

確かに、イチョウのは年々どんどん成長して大きくなりますよね。

植物が自らの未来を守るためのこの仕組みに、改めて自然の偉大さを感じました。🌱

 

さらに、植物同士が土壌の下で生存競争を繰り広げていることにも驚かされます。
自分の種を次世代へ運ぶために、虫や鳥を巧みに利用する仕組み。

例えば、果実を鳥に食べさせ、種を遠くまで運ばせるという戦略は、
まさに自然界の知恵だなと感じます。

こうした生命のサイクルを考える中で、人間が自然のエコシステムに
どのような影響を与えているのかも深く考えさせられました。

 

イチョウの葉と日本文化のつながり

毎朝道に落ちているイチョウの葉。

掃除が大変そうですが、それを畑に撒いて土に返すアイデアは、自然の循環を身近に感じられる方法ですね🤭

畑に自然の養分を与えることができます。

 

茶道とイチョウの葉のつながり

また、イチョウは茶道裏千家のシンボルマークとしても知られています。
その由来は、大火事の際にイチョウの木が主屋を守ったという逸話。

イチョウの木が他の木より多く水分を含んでいるため、火に強いのだとか。

この話は茶道の先生から教えていただき、日本文化との深い結びつきも改めて感じました🍵

 

ギンコの効果と植物の成分変化

さらに興味深いのが、イチョウの葉を使用したサプリメントやタンチュメール(ハーブエキス)。

市場に出回る「ギンコ」は、銀杏が実を結ぶ前に収穫された葉から作られることが多く、
認知症の予防にも効果が期待されています。

また、収穫時期によって成分が大きく変わるというのも、フィトテラピーならではの奥深さです✨

 

学びの喜び

この授業を通じて、植物の生命力や自然界の仕組みに触れました。

植物療法の知識を深めることで、自然の力を生活に取り入れ、より豊かな暮らしを実現するヒントを得られます。✨

 

植物療法士資格取得の道のりはまだ続きますが、こうした学びを大切にしながら、日々成長していきたいと思います!☺️

 

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【植物療法士資格取得への道 ~森田敦子先生のルボアフィトテラピースクールで学ぶ~】

 

 

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